
荒れていた部屋を掃除した。足の踏み場がなくなりかけていた。
もともと、部屋の掃除とか整理整頓がとても苦手だ。たまに「ていねいな暮らしをしていそう」と言われることがある。真逆だ。
掃除のビフォーアフターの写真を家族のLINEグループに送ると、弟から、
「なんで急に整理できた?笑」
「誰かにやってもらったの?」
「そういうサービス(掃除代行)使うって言ってたっけ」
と立て続けに。
かなりナメられている。いや、ナメられていてもしょうがない。こんな反応をされるくらい、普段の部屋はおそろしい。
掃除中に過去の日記を見つけた。
2019年3月27日の日記。
3月27日、19時55分。一人暮らしがはじまった。
引っ越しって想像以上に大変で…4人がかりで1日かけてやってもバタバタでなんとか終わったくらいだった。◯◯おばちゃんと、◯◯おじさんの助けがあって、本当にたすかった...。ありがたい。
”人”が一人住むのってこんなに大変なんだね。
引っ越しのお金は全部お母さんが出してくれた。
どのくらいかかったんだろうなぁ...。いつかお返しできたらいいな。本当に頑張らなきゃいけないなぁと思った。
朝5時20分に宇都宮を出て、ニトリや100均を歩き回り、おひるはココス、夜はくらずしを食べたこの日のことを、1年後、3年後、10年後の私は覚えているかな。
きっと覚えていないから、日記をつけることにした。
過去の自分の予想通り、この日のことなんて忘れていた。けど、日記を読み返してぼんやりとだけ思い出した。日記は、自分が過ごした人生のある地点にアクセスすることができるすごいツールだと思った。
私は日記が続かない。このサイトの日記だって本当は毎日更新したいのに、気が付けば1週間たってしまっていることもしょっちゅう。昔から何度も日記に挑戦しては、続かずに終わる。
それでも、3日坊主を10回繰り返せば30日になる。
それでもいいか。
©2025 Rina Asano